虫除け|蚊に効く商品の選び方|子供には使いすぎ注意

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先日、KINCHOの「虫コナーズ」やフマキラーの「虫よけバリア」など、玄関やベランダに置いたり吊るしたりして使用するタイプの虫除け剤が「効果が十分とはいえず、表示の根拠が認められない」として、消費者庁から景品表示法違反を指摘され、当該商品を販売している大手4社に再発防止などを求める措置命令が出されたというニュースが話題になりました。

参考 『虫を寄せ付けない』は「根拠不十分」 消費者庁から摘発 – 産経ニュース

このニュースを聞いて「??虫除け剤って蚊には効果ないの??そんなことはないよね?」と疑問に思ったので、蚊に効くものと効かないものとの違いを調べてみました。

空間用虫除け剤はハエや蚊には効かない

今回話題になっている「虫コナーズ」などの空間用虫除け剤は、そもそも対象としている虫がハエや蚊ではないそうです。

虫に対して効果が全くないわけではないけれど、対象としているのはユスリカやチョウバエなどの「不快害虫」とされるもので、ハエや蚊、それからゴキブリやダニなどの人体に影響を与えかねない「衛生害虫」とは別カテゴリの虫にしか効果がないとのこと。
参考 消費者庁から摘発された虫除け防虫剤メーカーの“言い分” (3/3) – Business Media 誠

ハエや蚊を対象としているものは「医薬品」か「医薬部外品」になる

ハエや蚊など、日常の中で私たちが寄せ付けたくないと思う「衛生害虫」を対象としているものは、医薬品医療機器法(旧薬事法)の適用を受ける「医薬品」か「医薬部外品」になるそうです。

で、今回話題になっている空間用虫除け剤は同法の適用を受けない「雑品」に区分されるのだとか。
参考 消費者庁から摘発された虫除け防虫剤メーカーの“言い分” (3/3) – Business Media 誠

医薬品と医薬部外品の違い

蚊を寄せ付けないための虫除け剤選びでは「医薬品」か「医薬部外品」を選ばないといけないということが分かりました。

でもところで、医薬品と医薬部外品との違いは?というのも気になります。

虫よけ成分「ディート」の配合率の違い(=効果の違い)

虫除けのためには「ディート」という成分が使われるそうで、その有効成分ディートの配合濃度の違いで「医薬品」と「医薬部外品」とに分けられるそうです。
参考 医薬品の虫よけ剤とは?|デング熱・マダニなどの感染症対策に!ムヒの虫よけムシペールシリーズブランドサイト|池田模範堂

もちろん効き目の強さと持続性は成分の濃さに比例するので、虫除け成分濃度が高い「医薬品」の方が優れた虫除け効果を持っているとのこと。
たとえばこちらの「ムヒ」なんかは有名ですが、これは医薬品です。よく効くと定評がありますよね。

特に子どもに使う時には注意が必要。医薬品だから害もある

医薬品やそれに準じる医薬部外品であるということは、使い方を誤れば副作用などの害もあります

虫除け剤の大部分で使われている忌避成分(有効成分)「ディート」は、蚊などの触角に作用する虫除け剤として1946年にアメリカで開発され、一般的には毒性が低いとされていることから世界で広く使用されているそうですが、少なくとも10年前の資料に次のような指摘を見つけることができました。

最近、アメリカ、カナダではディートの安全性について再評価が行われ、特に子供への使用について検討されている。

www.kokusen.go.jp/pdf/n-20050603_1.pdf

また同じ資料の中には次のような記述も。

国民生活センターの PIO-NET(全国消費生活情報ネットワーク・システム)に寄せられた「虫よけ剤」に関する相談は、「虫よけスプレーを保育園で使用しているが、体に影響がないか」「手足首に水疱ができたが虫よけスプレーが原因ではないか」などであり、2000年度以降今までに約 20 件寄せられている (2005年4月30日現在)。

www.kokusen.go.jp/pdf/n-20050603_1.pdf

使用上の注意|医薬品の虫除けスプレー等

先の「ムヒ」の販売ページには使用上の注意として次のように書かれています。

1.次の部位には使用しないでください 創傷面、目の周囲、粘膜等

【第2類医薬品】ムヒの虫よけ ムシペールPS 200mL

また先の国民生活センターの資料には「消費者へのアドバイス」として次のことが書かれています。

1) 特に乳幼児等は「虫よけ剤」を習慣的に使用するのではなく、必要な場合に限り使用する

www.kokusen.go.jp/pdf/n-20050603_1.pdf

3)乳幼児には、より安全に使用するため、手や顔への使用を控えるとともに、長袖、長ズボンの着用などで露出部を少なくするなどの工夫も考える

www.kokusen.go.jp/pdf/n-20050603_1.pdf

4) 医薬部外品のディートの濃度は銘柄による差があり、中には医薬品に近いものもみられたので、医薬部外品であっても医薬品と同様に使用量などの取扱いに注意しよう

www.kokusen.go.jp/pdf/n-20050603_1.pdf

蚊に効く虫除け|まとめ

  • 蚊に効く虫除け剤は「医薬品」か「医薬部外品」
  • でも使い方を誤れば人体にも有害なので、特に子どもや乳幼児への使用には注意
  • 傷口や、目や口周りには使わない。用法用量を守って使用する

特にキャンプなどに行った時は長時間の効果を求めるため使いすぎてしまう傾向にあると思います。でも人体にとっても無害ではないので、たとえば夜には薄手の長袖を着るようにするとか、そういう工夫をして、できるだけ使用量を減らしたいものです。

以上です、
ではまた

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