新しいスマホサービスの「mineo(マイネオ)」。こちらの産経ニュースで今日初めて知ったんだけど、これ凄くないですか?
自宅にWiFi環境がある人なら、スマホの回線は恐らくこれがベストでしょう。
これまでにあったイオンなどの格安スマホは、とにかく通信速度とかが「情弱をカモろうとしている」ようにしか思えないサービスだったけど、どうも今回のこれは違う感じです。
ちゃんとユーザーの利益を考えて商品設計しているなあって感じがします。
マイネオ(mineo)の概要
関西電力系の通信会社ケイ・オプティコムが6月3日から始める、低価格モバイルサービス。
低価格モバイルサービスはこれまでにもいくつか他社から出ていたけれど、そういった既存の低価格サービスでは実現し得なかった、以下の「今どきこのぐらいの機能は揃っていてよ!」というものをしっかり網羅した初めての低価格サービス。
『高速LTE通信』
既存の格安スマホと違って、ネット接続の通信速度がとても早くて快適
『音声通話』
要するに普通の電話としての通話機能。携帯番号ポータビリティに対応しているので、今の番号がそのまま使える
『スマホ』
これまでにあった類似サービスの「端末は自分で用意してね」方式ではなく、端末の同時購入も可能。ややこしくなくていい
つまり、簡単に言うと…
簡単に言えば、ドコモやauやソフトバンクで新たにスマホの契約をするのとほとんど同じだということです。ただ単に、料金がとっても安くなる、というだけ。簡単に言うと。
ひと月のデータ通信量の制限はドコモと同じ1G。auやソフトバンクは確かこれが7Gだったと思うから、それらから乗り換えることを考えると可能通信量は少ないように思えるかもしれないけれど、外で動画とか観るわけじゃないなら実際のところこれは十分な容量。
ドコモでスマホ使ってる人だって、モバイルデータ通信でYouTube動画とか観てたらあっという間に制限かかってしまうので。動画を観たり、アプリをダウンロードしたり、という大容量の通信は自宅のWiFiで行いましょう、というのが今のスタンダードだと思います。
スマホ端末はどんなのが使えるのか?
まずこのサービス契約時に同時に買える端末としては、今のところ京セラの「DINGNO M」が用意されています。まだ1機種だけだけど、今後機種のラインナップは増える予定とのこと。
また、手元にあるスマホも、高速LTE通信に対応していれば基本的にどれも使うことができるハズです。
スマホはSIMという小さなカードを差し込むことでスマホとして使うので、このサービスに申し込んで受け取ったSIMを差し込めば、現行で出回っている多くの機種は利用可能です。
ただ、例えば高速LTE通信に対応していない「iPhone4s」とか、そういう機種は利用できません。この辺のことは詳しくないとよく分からないし不安だと思うので、以下の公式に公表されている「動作確認端末一覧」に載っている機種が「使える機種」だと考えたらいいと思います。
一覧に載っている端末を持っているのでなければ、端末は同時購入するのが安心でしょう。
今のところ同時購入できる唯一の端末「DIGNO M」の詳細はこちら
気になる料金
料金に関しては今ではもう大手キャリアで契約する時でも混乱するややこしい部分ですが、このサービスで意識すべきはとにかく「最大でも月額3,590円(税抜)」ということ。
この価格から、端末が不要(既に持っている)ならその分安くなる、音声通話(電話機能)が不要ならその分安くなる、という風になっていくつかの支払いイメージがあるだけです。
実際のところ「端末は持ってます」「音声通話は要りません」って人は少数派だろうから、「普通にスマホを使う」という一般的な人なら「月額3,590円(税抜)」と思っておけばいいでしょう。
ちなみに契約時の事務手数料は3,000円。
参考URL⇒ ケイ・オプティコムのプレスリリース
参考URL⇒ 「mineo(マイネオ)」のサービスサイト
基本的な情報としてはこんなところでしょうか。
さてさて、このマイネオ、是非とも健闘してもらいたいものですね。
日本のスマホ料金は高過ぎますよ。って、海外の事情知らないけど(笑)でも、この豊かな日本人が「スマホ料金たけぇな」って思うんだから、高いハズ。日本人にとって高いと感じるものが、同じ料金で世界にこれだけ普及するわけないんだから。海外はそれなりの金額で普及しているハズ。
一応今のところ、サービス加入の予約申し込みは2週間で1万人を超えたそうです。今後の快進撃に期待!
ではでは、以上っ